火曜日, 3月 26, 2024

ライバルは16歳の自分


ずいぶん長い間、blogを書かなかったのには理由がある。が、今から思えば大した理由ではないためこれには追々触れることにする。

理想通りではないが、まずは楽しんで生きていることは間違いない。Covid-19 が僕を変えたことは仕事と音楽と妻との時間のバランスだろう。意図してというよりは自然とバランスが良くなった。

その中で最近の音楽の取り組みについて書いてみる。

どうも昔やった道をもう一回辿らないと気がすまない性格らしく、2020年からピアノの練習にハノンとインベンション(バッハ)を使うようになり、思いついたのが16歳の自分を目標にしてクラシックを演ってみることだ。

勝てない!

マジ勝てないなあ、さすがに指も体感も追いつかない! まあこれはしょうがないので少しずつ近づくことにする。(または別のポイントで勝負?)

何か目標が必要なので当時少し興味のあった(でも取らなかった)ヤマハのピアノ演奏グレード5級を目指す。これでも今の僕にとっては精一杯の挑戦!

まずは11歳ごろ弾いていたモーツァルトのソナタと13歳ごろ弾いていたショパンのノクターンと15歳ごろ弾いていたベートーヴェンの悲愴の3曲(自由曲3つ必要)。で準備する。ダメだ、弾けない、まあいいか、一度受けるか!

独学で本番(演奏、初見、即興)!

やはりダメだった。間違える(これってクラシックは普通ダメ)!初見(譜面見てすぐ弾くこと)だけ合格で、即興もクラシック的にはどうも違うらしい。でも何とか再試にはなった。

1ヶ月後に同じセットで受けてみたが同じ!やっぱりちょっと誰かに見てもらうかな?試験の時は今更ながら良いアドバイスをもらった(座り方から強弱、音のカラー、抑揚とか)。

週に30分だけ気楽な感じのレッスンを始めた。色々なことにハッとした!確かにもう繊細なことは全く忘れていたことに気づいたからだ。(先生ありがとう!)

ベートーヴェンは今の自分には難しいのでインベンションの2番に変えて受けてみる。これの2回目で総合点で何とかギリギリの合格!やれば出来る!

さてその後に調子に乗ってピアノ指導グレード5級を受けることにした。これは弾き唄い(渡された譜面に伴奏つけて唄う!)、聴音(聴いて譜面を採る)、移調(渡された譜面の調を変える)、楽典(知識)。

弾き唄い!? 私を知る人は無理〜と鼻で笑うだろう!わらわば笑え!

これは準備した甲斐があり、何と一発で受かった!そんなことがあるのか、と我ながら驚愕!

さて、これが終わったら、昔やった道をもう一回辿るということでジャズを演ろうと思ったのだが(演っているのに演ろうというのも変なのだが)、まだ16歳の自分に勝ってないことに気付いた!

というわけで次はピアノ演奏グレード4級(5級の一つ上)を受けることにしている。曲もベートーヴェン悲愴ともう一曲難易度が高い昔やったことないものに変える。

これが終わったら、ようやくジャズ、次がソウル、ファンクとなる。(いつや!)

さてこのトピックスの続編が書ける日が来ればいいのだが。。。もしなかったら、あーあ、やっぱり、と結果をお察しいただいて、この件には触れずにいただけるとありがたい。

(しかし即興が最後まで合格点に至らないというのは? 得意分野のはずなんだけど!)

*写真は2023年のピアノサロンのイベントにて

関連トピックス:

音楽との出会い

http://zacky-kohs.blogspot.com/2006/11/blog-post_04.html?m=1


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